城下やえがき整形外科

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2024年05月26日 6月1日「牛乳の日」、牛乳含む乳製品の栄養的必要性

日本では、6月を「牛乳月間」と定められています。冬を牛舎で過ごした牛たちが野に放たれ躍り上がって喜び、思う存分青草を食むこの時期、ミルク、これをもたらす命や自然、働く人々に感謝するお祭りやお祝いが世界各地で行われています。牛乳への関心・親しみを高め、健康増進のためにみなさんの日頃の食事に一杯の牛乳、一つの乳製品を取り入れることで、酪農家を応援してみてはいかがでしょうか。

最近、医療機関へのカルシウム薬剤配給遅延があり、不足気味なので牛乳含めた乳製品の摂取を促してます。

ここで牛乳の効能について少しお話ししたいと思います。
牛乳や乳製品の摂取量を増やすと小児期には骨量の増加に役立ち、中高年期の女性の場合は閉経後の骨量減少を抑えるという検証結果が発表されています。
日本人のカルシウム摂取量は不足しがちといわれますが、どのくらい不足しているのでしょうか。 実は日本人のカルシウム摂取量は、最低限必要な600mg/日(=コップで牛乳2、3杯分)にも達していません。カルシウム不足の状態が続くと骨からどんどんカルシウムを取り出すため、骨粗鬆症の原因になります。

確かに牛乳はカルシウム補給の代表的な食品ですが、日本人には牛乳を飲むと下痢をしたりお腹が張ったりする体質の人(乳糖不耐症)が多いと言われています。
この場合、ヨーグルトやチーズ、アイスクリームなどの牛乳以外の乳製品を試してみることです。それもだめなら、小魚や海草、豆腐や納豆、緑黄野菜などのカルシウムをたくさん含む食品をじゅうぶんとるように心がけてみて下さい。