年末に向けて、寒さが身に染みる日々が続いています。八戸では、12月22日に最大13センチの積雪が観測されました。
積雪の前日21日は、二十四節気の一つ「冬至」です。昔から、1年で一番昼の短い冬至の日にかぼちゃを食べて柚子を入れたお風呂に入ると風邪をひかないといわれています。栄養のあるかぼちゃを食べて、寒さが増す冬に備えようという風習です。

お風呂といえば、この時期に気をつけたいのが「ヒートショック」です。ヒートショックは、急激な温度変化により血圧が上下することで心臓に負担がかかり、健康に悪影響を及ぼす現象を指します。特に冬の寒さが厳しい時期、暖かい室内と冷たい屋外、さらには浴室やトイレなどの急激な温度差によって引き起こされやすいです。

ヒートショックを防ぐには、体への急激な温度変化を避けることが大切です。入浴前に脱衣所や浴室を暖めておき、お湯の温度は41度以下にして長時間の入浴は避けましょう。以下のサイトで冬の入浴中の事故を防ぐためのポイントが紹介されています。

政府広報オンライン

（https://www.gov-online.go.jp/useful/article/202111/1.html）

年末から年始にかけて厳しい寒さが続くことが予想されます。この時期のお風呂にはさまざまな危険が潜んでいることを認識して、正しい入浴方法をおさらいし、冬を元気に過ごしましょう。