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セブン&アイ・ホールディングス傘下のイトーヨーカ堂について、北海道と東北、信越地方の17店を閉鎖すると、悲しいニュースが出ましたね。
イトーヨーカドーの勢力図が北関東まで後退します（最北は栃木の宇都宮店？）。かねてからの報道で八戸の店舗が危ないことは薄々感じていましたが、いざ正式発表となるとショックでした。このご時世、ＧＳＭ（総合スーパー）の経営は厳しいのでしょうか。食品、家電、衣類はそれぞれ専門店で買う時代ですからね。三春屋、チーノはちのへなど、大型商業施設が立て続けに閉店となった中での、今回のイトーヨーカドーの撤退は八戸にとっても、痛手でしょう。

ネットで八戸のイトーヨーカドーの歴史を少し調べてみました。
昭和55年、十三日町の八戸スカイビル（後のチーノはちのへ）にイトーヨーカドー八戸店が開業します。学生時代、この八戸店にお世話になった人は多いのではないでしょうか。続く平成10年、八戸で２店舗目となる沼館店が開業します。一時期、八戸にイトーヨーカドーが２店舗もあったのですね。その後、八戸店は不採算のため平成15年に閉店となります。そして、沼館店の閉店で八戸のイトーヨーカドーは45年の営業に幕を下ろすこととなりました。

買い物、食事、娯楽が１か所で楽しめる、小さい子がいる家族にとってありがたい存在であったイトーヨーカドーがなくなるのは寂しいですね。
青森の３店舗（弘前、五所川原、青森）の後には、今話題の激安食品スーパー「ロピア」が入るそうです。沼館店の後ですが、八戸の雇用の受け皿となるような企業が現れればよいのですが。
沼館店、まだまだ閉店まで時間があります。それまでは時々お店に足を運んでお買い物をすることで応援したいと思います。