城下やえがき整形外科

診察
時間

月~金 午前8:30-12:30/午後14:30-18:00

木・土 午前のみ(土曜日は13:00まで) 休診日:日・祝日

城下やえがき整形外科

当院のご紹介

Introduction

MRI

骨折や変形、神経、ヘルニアなどの診断にレントゲンはもちろんですが、MRIによる精密検査は、患者のニーズに沿う治療に貢献できることは間違いありません。料金も1割負担の方で約1500円程で受けられます。
時間は30分程度で終わります。食事は特に制限はありませんが、撮影中は安静を保つようにお願いします。
また、当院のMRIは閉塞感を感じににくいオープン型MRIです。狭い所が苦手な方でも比較的楽に撮影できます。
痛みが強い方、閉塞感の少ないオープン型ではありますが閉所恐怖症の方にも可能な限り工夫しておりますので、事前にご相談下さい。

MRI検査の注意事項

次のような方は検査を受けられないことがあります。
必ずスタッフに申し出てください。

  • MRI検査の注意事項
  • MRI検査の注意事項
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腰痛のレッドフラッグについて

レッドフラッグとは大きな危険信号 、非常に危険な【ものすごくやばい】ことを一般的には指しますが、
医療では【見逃してはいけない疾患を示唆する徴候や症状】を意味します。
こちらは腰痛に関してのレッドフラッグについての記事となります。
腰痛の疫学として非特異的腰痛85%(検査しても画像で原因がはっきりしない)と特異的腰痛15%(検査でわかる重篤な腰痛)に分類されます。腰痛のレッドフラッグは特異的腰痛が強く疑われる状態となります。

  • ①発症年齢が20歳未満または50歳以上
  • ②時間や活動性に関係のない腰痛
  • ③胸部痛
  • ④がん、ステロイド治療、HIV感染の既往
  • ⑤栄養不良
  • ⑥体重減少
  • ⑦広範囲に及ぶ神経症状(下肢の筋力低下や膀胱直腸障害)
  • ⑧構築性脊椎変形
  • ⑨発熱

上記の症状がある場合は脊椎の感染症や骨折、腫瘍、大動脈疾患を疑われることから必要に応じて
近隣病院への紹介が必要となります。

当院はMRI検査が可能ですが、レッドフラッグが疑われ、緊急で検査を必要とされる場合を除いては、当日検査枠が空いていない場合、後日予約となり検査する形になっております。非特異的腰痛のぎっくり腰など急性腰痛や長年継続している慢性腰痛であれば、薬やブロック注射、リハビリでの物理療法、生活指導や運動療法等の経過を辿りながら、必要に応じてMRI検査を進める形をとっております。
腰痛のレッドフラッグは生命の危機に関わる重大な疾患があることが多いため、緊急時は救急受診などを検討してください。
腰痛がある方や身近な方に腰痛を抱えているご家族様は覚えておいてください。

心当たりのある症状や不安がある場合は当院を受診して相談してください。

当院の腰背部痛にてMRI検査で異常信号を認めた症例

何かあれば早めの相談をお願いします。

リハビリ

当院の二階に広いスペースを確保しております(約140m2)。

運動器のリハビリを始め、各種電気機器、ウォーターベッドを取り備えており、体の深部を温め、血行を改善し、筋肉をほぐし、リラクゼーションを与え、痛みの緩和に役立ちます。凍結肩(いわゆる五十肩)や外傷、加齢に伴う運動器障害について、理学療法士とともに改善していきます。介護状態になった方へもリハビリを通して可能な限り機能を回復し、健康寿命を長くする手助けをしていきます。

リハビリテーションというと、色々想像するかと思いますが、病気や怪我の回復だけでなく、身体機能の回復も担ってます。 また、体幹機能や下肢筋力の評価、訓練も重要で、自宅でする自主トレの指導も通して、ロコモの啓蒙をしていきます。指導は筋肉や骨のスペシャリストである理学療法士や作業療法士が一緒にしていきます。筋力をつけることが腰痛、肩こり、変形性膝関節症などの痛みからの緩和だけでなく、転倒による骨折リスクを軽減します。

自分ができる範囲を徐々に増やしたり、毎日コツコツと続けることが大切です。継続は確実に力になります。

やえがき整形外科のリハビリ
やえがき整形外科のリハビリ

骨折予防のための
全身型骨密度測定器

骨折予防のための全身型骨密度測定器

超高齢化社会を迎えつつある今,ロコモティブシンドローム(運動器症候群)対策に取り組む動きが広がり,骨粗鬆症の検査が重要視されています。腰椎や大腿骨骨折などが一度発生すると、介護や寝たきりになる可能性がぐんと高まります。健康寿命を長くして、できるだけ要介護とならないように、骨粗鬆症などの診断治療は現代は不可欠と考えます。

当院ではより正確な診断と治療に直結する機器を導入し、日々対応しております。

骨粗鬆症検診もしておりますので、ご相談下さい。

エコー
(超音波機器)

エコー(超音波機器)

最新鋭のエコー機器を設備しております。
腫瘍や骨折の診断だけでなく、エコーガイドでの筋膜リリースや神経ブロック治療もしています。また、理学療法士と連携して、エコー評価・勉強もしています。

機種:SNiBLE(スナイブル)を導入してます。
詳細はこちらから

骨折における
超音波骨折治療器

超音波骨折治療器

低出力のパルス超音波を用いた2チャンネルの超音波骨折治療器です。骨折した部分に弱い超音波を当てて刺激を加えると、骨の圧電現象とWolffの法則に従って、骨折の治りが早くなります。
骨折部に微弱な超音波パルスを照射することによって、骨癒合(ゆごう)が促進され、骨折の治療期間が40%も短縮されます。

  1. LIPUSによる骨形成の促進を図る超音波骨折治療器。
  2. 2つのプローブを同時に使用し、2方向や広範囲の照射が可能。
  3. 見やすい画面表示と簡単ボタン操作で、患者様にも使いやすい仕様。

血管年齢

血管年齢

四肢の血圧を同時に測定することで、動脈硬化の程度を数値化します。以前、健康増進のプロジェクトに携わっていた時、血管年齢の評価ができて有用でした。整形では手足の冷えやしびれ、だるさを主訴として相談される方も多いですが、神経か血管か、混合型か判断する際にも有用です。

体外衝撃波治療

体外衝撃波治療とは、元々、腎臓結石を破砕する治療として確立されています。それが整形外科の分野において応用され、足底腱膜炎やアキレス健炎、テニス肘などの腱炎・靭帯炎など多くの疼痛疾患の除痛を目的とした治療に使用されています。
米でもスポーツ選手を中心に腱付着部障害や骨性疾患においても低出力の衝撃波が利用されるようになりました。
体外衝撃波治療の効果は照射した後からの除痛効果と組織修復の促進が特徴です。また、副作用の事例がほとんどありませんので、安全な治療法として推奨致します。疼痛の感じ方には個人差があるので、初めはお試しの1回タイプからの開始がおすすめです。

体外衝撃波治療

【足部】足底腱膜炎、アキレス腱付着部炎
【膝】膝蓋腱炎(ジャンパー膝)
【肘】上腕骨外上顆炎(テニス肘)、内側上顆炎(ゴルフ肘)
【肩】石灰沈着性腱板炎、腱板炎
【下腿】シンスプリントなど

【料金】
保険外診療(自費負担)の費用について
様々な規模の機器がありますが一回数万円する機器もあり、当院では下記料金に抑えて導入してます。
1回 1,000円
5回セット 3,000円

「PRP療法」と「体外衝撃波治療法」の違いについて

近年、体外衝撃波治療法と共にPRP療法も効果的な治療法として知られています。
ある研究によっては、ジャンパー膝の12ヶ月のフォローアップの成績だとPRP療法(多血小板血漿注入療法)の方が治療成績が良く、より組織再生が働いているとの研究発表もあるようです。一方で、早期疼痛軽減、競技復帰にはESWT(体外衝撃波疼痛治療)がより効果的とされています。
治療方針として多いのが、シーズン中はESWT(体外衝撃波疼痛治療)、シーズンオフにPRP(多血小板血漿注入療法)か手術を選択するという方針です。ESWT(体外衝撃波疼痛治療)は直後に除痛作用が働くこともあり、早期の疼痛軽減が働き、競技復帰に向け活用し易いのが特徴になります。注射がなく侵襲性が低いことも患者様にとって、抵抗なく受けやすい治療法という事が利点ではないでしょうか。他の部位でも、成績に差はありますが、双方の利点がありますので 、個人個人でご選択お願いします。 PRPも体外衝撃波どちらも導入しており、衝撃派だけでの受診も可能ですので、窓口で相談お願いします。

その他の施設・設備